【レポート】7月29日(日)BASEMENT MONSTAR王子大会 15:30
7月29日(日)BASEMENT MONSTAR王子大会 15:30
「真向勝負!シリーズ9」
半年ぶりとなるPURE-Jの王子大会。
第1試合ではマリ卍が卍固めから丸め込みの連続で3カウントを迫るも、カウンターのタックルで迎撃した藤田あかねが最後は変形のキャメルクラッチでギブアップ勝ち。
ビジュアルハンター・藤ヶ崎矢子はPURE-J初参戦の春日萌花を相手に、4方向を向いての鼻フック攻撃から得意とする腰への集中攻撃。しかし矢子のジャーマンをキックアウトした春日はブリッジの体勢から押さえ込んで3カウントを奪取する。
セミファイナルは『真華不思議』中森華子&真琴と、勝愛実&沙紀が激突。後楽園の前哨戦となる中森と勝はこの日も火花散る攻防を繰り広げると、中森がスタンディング式のシャイニングウィザードから鎮魂歌ドライバー、さらには路上で丸め込んで勝利。マイクを持った中森は、「この前(前週の板橋大会)の借り、今日返しました。これで1勝1敗です。2週間後のタイトルマッチ、楽しみにしてるよ」。勝は「2週間後? それより5日の道場マッチが待ってんだよ。そこで今日の借りをとことん返してやるよ。楽しみだな!」と言い返す。
メインイベントは『P-Ray-L』コマンドボリショイ&Leonの持つデイリースポーツのタッグ王座に、『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼が挑戦。ボリショイからの指名によりチャンスをつかんだWANTEDは気迫の攻めで食い下がるが、合体技『太陽の塔』はボリショイが身をかわして不発に。ボリショイがKAZUKIにタイガー・スープレックスを放つと、Leonのスピンキックを挟んでボリショイが掌底、最後はピコニー・スマッシュを叩き込んで防衛記録をさらに伸ばした。敗れた2人に対し、ボリショイは「残念だったな。もっともっとオマエたちが悔しい思いできるように、私たちはもっともっと強くなっていくよ。何度でも挑戦してこいよ。悔しい思いなんてな、恥ずかしいことでも何でもないんだよ。もっともっと恥かいて強くなればいいんだよ。私は必ずWANTEDがチャンピオンになる日が来るって信じてるから。何度でも狙いに来いよ」。会場のファンに「私たちもう1年半ぐらい防衛してますね。JWPからPURE-Jに変わって1年ちょっと経ちますが、もうこのデイリーのベルトはPURE-Jのベルトと言っても過言ではないぐらい、愛着があります。このベルトの歴史はPURE-Jが作っていくので、温かく熱く見守っていてください」と呼びかけ、8・11後楽園大会について「1人でも多くの方に見に来て頂きたいので、よろしくお願いします」と最後を締めた。